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Acerca de

執務方針

 はじめに

弁護士の仕事は医師・病院の医療と似ているところがあります。

医療ではインフォームドコンセント(十分な説明による納得診療)が重視されています。

当然のことながら、病状に応じて適切な治療方法を選択することが求められます。

また、治療だけでなく病気の予防も大事なことです。

弁護士の仕事・法的紛争の解決についても、同じようなことが言えます。

 十分なご説明

法律問題で悩まれて法律相談に来られるときに、お知りになりたいことや望まれることは、

この問題は法律ではどうなるのか、自分と相手のどちらの言い分が正しいのか

どうすれば解決できるのか

できるだけ負担の少ない方法で解決したい

訴訟などの法的手続きをとる必要があるのなら、それはどういうものか(どれくらいの時間がかかか、どういうことが行われるのか、裁判所に行く必要があるのか、勝てるのか、どの程度のリスクがあるのかなど)費用はどれぐらいかかるのか

と言うようなことだと思います。  

 

 ご相談の際には、医療でインフォームドコンセントが重視されているように、これらのことについて、ご納頂けるように、十分ご説明することを心がけています。

 状況に応じた適切な判断

病気の治療には自然治癒・投薬治療・外科手術など、いろいろな手段・方法があり、病状等に応じて治療手段を適切に判断する必要があります。

投薬治療で治るのに外科手術をする必要はありませんが、どうしても手術が必要になる場合もあります。

法的紛争解決についても、同じようなことが言えます。

弁護士が少しアドバイスすれば解決できる場合には、法律相談だけで十分で、それ以上に費用をかけて弁護士に委任する必要はありませんが、どうしても弁護士への委任が必要になる場合があります。

 

法律相談によるアドバイスだけで十分か、弁護士に委任した方が良いか、委任するとしてどのような手続きを選択するか(示談交渉か調停か訴訟か、保全が必要かなど)状況に応じて、適切に判断する必要があります。

依頼者の皆様にとってベスト・ベターな解決方法は何か、依頼者の皆様から十分事情をお聞きし、一緒に考え、状況に応じて適切な判断をすることを心がけています。

  紛争の予防

病気の予防が大事なように、紛争が生じないように予防することも大事なことです。

契約書等は内容を十分検討する・重要な合意をしたときは書面にしておく・相続については遺言書を作成しておく・うますぎる話には乗らないなど、紛争を予防するための方法はいろいろありますが、まずは何か心配なことや疑問があったときには、弁護士に相談することです。

何でも気安く、すぐに相談できる弁護士が身近にいるということは、紛争の予防のために、非常に重要なことだと思います。

依頼者の皆様から、何でも、気安く、すぐに相談できると言って頂けるような弁護士であるように心がけて執務しています。

 

 

 

 

 

 

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